Event / Seminar イベント・セミナー

SDVによる社会変革 受付終了
  • ビジネス
  • テクノロジー
  • データ活用
  • ソリューション

NTT DATA Next Gen Future vol.61

SDVによる社会変革

  • オンライン
  • 無料

自動車業界は、100年に1度の変革期を迎えていると言われています。そういった大きな業界変革をわたしたちNTTデータがどのように捉え、どのような形で貢献しようとしているのか。 本講演では、特にSDVによる社会変革というテーマで、NTTデータのチャレンジを紹介します。AI技術・クラウド技術はじめテクノロジーの力により価値を変革し、さらにそれを広く社会に届けていく取り組みについてお話させていただきます。

このような方におすすめ

  • SDV事業を加速したい方
  • SDVによる社会変化にビジネスチャンスを見出したい方

株式会社NTTデータ 第一インダストリ事業本部自動車事業部 平井 聡

NTTデータ入社後、ビッグデータ処理基盤の構築に従事。 その後AIチームを立ち上げ、多様な業界向けのAI開発を推進。並行してAIの数理モデル研究にも携わる。 博士(情報理工学)。 2019年から現職で、モビリティデータを用いた車や体験の価値向上、業界横断での社会課題解決プロジェクトをリードしている。

株式会社NTTデータ 第一インダストリ事業本部自動車事業部 勝又 美樹

自動車メーカーにてシャシー制御開発や自動運転・ADAS制御開発に従事。新規事業企画も経験。2021年より、ITやデータを駆使して自動車業界の変革、社会課題の解決に携わりたいと考え、NTTデータに入社。モビリティや移動に関連する社会課題の解決に向けて、新しいビジネス創出を推進中。

セミナーレポート

モビリティの変革による新しい社会価値

皆さまご存知の通り、現在モビリティはソフトウェアによって定義されるSDVへと変革が進んでいます。それにともない製造・販売・アフターサービスに加え、モビリティを活用したサービスやスマートシティといった、新しい社会価値が生まれており、同時にこれらを支えるサーキュラーエコノミーも実現しつつ社会価値を創出していくサイクルになっています。

NTTデータでは、モビリティ変革を ①Software Defined(SDV化)、②Strategic Supply(サプライチェーン)、③SVX(サービス価値)、④Sustainable Green(グリーン社会) の4領域に定義して、取り組みを進めています。

SDVによる社会変革 7つのポイント

SDVによる社会変革 7つのポイント

SDVが生み出す新たな価値と社会がどのように大きく変革されていくかについて、モノの価値、ユーザ体験価値、社会価値を軸に7つのポイントをご紹介し、NTTデータの描く将来像とそれに向けてのチャレンジをご説明します。

ユーザ体験価値-ユーザ起点の価値創出

1番目の「クラウド活用」では、クラウドの巨大な計算リソースを活用することでクルマの価値を大きく拡張できます。またクラウドを通じてソフトウェアをアップデートし機能を継続的に拡張できるようになります。

NTTデータでは、周辺情報をクラウド経由で共有することで事故リスクを減らす仕組み、大量のAIモデルを効率的に学習・推論するクラウド基盤の構築、過去データを活用した運転診断サービスなどを推進しています。

2番目の「ユーザ起点」についてですが、従来メーカー側からの視点では、製造開発領域でもアフターサービス領域でもユーザのクルマやサービスの使い方は見えづらく、ユーザニーズを十分に反映するのは難しい状況でした。しかしSDVでは、走行データなどをもとにソフトウェアをOTAでアップデートできるため、ユーザに合った改良や新機能追加が可能になります。

NTTデータでは、SDVのログ解析によるユーザニーズを起点とした開発、クラウドとクルマが協調学習する連合学習(フェデレーテッドラーニング)などの取り組みを行っています。

3番目の「価値の創りこみ」は顧客体験の最大化のためにクルマの製造、ソフトウェア開発、クラウドサービス、がコネクテッドされ全体プロセスが連動していくものです。

NTTデータでは、実世界の状況を常時監視するMLOps基盤構築、実世界の多様なデータに対応する品質担保技術、実世界では得ることが難しいエッジケースや将来像をシミュレーターにより再現するなど、価値を素早く創り込む仕組みづくりを進めています。

新たなモノの価値-プロダクトにアドオン価値

4番目の「新たなモノの価値」というのは、ソフトウェアを組み込むためには、ハードウェアそのものも進化する必要があるという考え方です。高度なADASには高スペックなハードウェアが必要になります。

私たちは、クルマとクラウドの役割分担を適正化して計算の効率化、クラウドを活用した効率的なAI学習・推論、エッジ向けモデル軽量化など、ハードとソフトの最適化に取り組んでいます。

5番目の「モノの継続進化」とは、SDVではクルマの利用状況を常時把握できるため、ハードウェアの継続進化や部品の交換など効率的なメンテナンスが可能になることが考えられます。

NTTデータでは資源の有効活用の面から取り組みを進めており、バッテリーなどを製造からリサイクルまで追跡するトレーサビリティの仕組みの構築、クルマの利用状況監視によるハードウェア・ソフトウェアの改善、そして将来的には車両データを活用したプロアクティブメンテナンス(予防保全)などへの活用も計画しております。

社会価値-価値を拡げる

SDVの価値を社会価値に還元していくことについても、進化するモビリティをハブとして利便性と安全を向上させるエコシステムな社会の実現、そしてモビリティを起点としてさまざまな業界の連携を考えています。

6番目の「クロスインダストリ」つまり業界横断による新たな社会価値の創出として、NTTデータでは、公共交通が減少する地域でのオンデマンド交通最適化、ヘルスケアの領域では高齢ドライバーの認知機能低下を運転データから早期検知する仕組み、物流効率化(共同輸送・中継輸送)などに取り組んでいます。

特に、高齢化社会において認知機能の早期検知は重要なテーマであり、運転情報から脳の健康状態を推定するアルゴリズム開発を進めています。これにより、早期治療や事故防止につながる可能性が広がっています。

7番目の「つながる仕組み」では各業界のデータを連携しフィードバックしていくことで豊かで安全な生活基盤を構築できるように、官民連携で取り組んでいるデータスペースの構築、デジタルツインを活用したシミュレーションや未来予測などにチャレンジしています。 

まとめ

SDVによる社会変革として、7つのポイントをご紹介しました。NTTデータはSDVがもたらす社会変革を実現するため今後も積極的にチャレンジを続け、豊かな社会の実現に貢献してまいります。

Event to be held

近日開催予定のセミナー

Related events

過去のセミナー

セミナーレポート一覧へ