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LITRON® Sales最新動向・事例紹介 ~セールス領域における生成AIによる飛躍的成果創出のカギ 受付終了
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NTT DATA Next Gen Future vol.57

LITRON® Sales最新動向・事例紹介 ~セールス領域における生成AIによる飛躍的成果創出のカギ

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日々の仕事における生成AI活用が「当たり前」となってきている中、営業領域では法人営業は特に大きな改善インパクトがあるものと見込まれています。 その一方で、手元での個人的な生成活用から社内の統制の効いた生成AI活用にハードルを感じている、ツールの提供後営業現場での活用性が十分に感じられていない、といった成果創出に向けた課題に悩んでいる生成AI導入担当者もいるのではないでしょうか。 NTTデータでは、PLに影響を与えるような成果を創出する生成AI活用を目指したサービスを提供しています。プロダクトの豊富なユースケースや成果創出に向けた導入・活用の支援サービスを、事例と共に紹介します。

このような方におすすめ

  • 生成AIの導入を推進する立場にあるが、小さな導入に留まっており期待するような成果へ繋がる気がしない
  • 全社での生成AI導入に向けたステップアップのフェーズに来ているが、どのように進めたら良いかわからない

NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部 大田 裕之

NTTデータ入社後、営業を経験した後にCRM/SFA領域のコンサルティング、システム開発、活用による成果創出まで一気通貫で支援。現在は「CXイノベーション」を推進しながら、生成AI等のデジタル技術を活用した営業DXを推進中。

NTTデータ テクノロジーコンサルティング事業本部 小澤 かほる

NTTデータ入社以来CRM・CX領域を担当。 Salesforceを中心とした開発を経験後、コンサルティング、システム開発、活用による成果創出まで一気通貫で支援。現在は生成AIを主軸としたデジタル技術を活用し顧客のCX業務変革を推進。

セミナーレポート

セールス領域における生成AI導入の課題とソリューション

マッキンゼーのレポートによると、生成AIは特に「マーケティング・セールス」の領域において、最も大きなコスト改善効果が見込まれています。しかし、日本の現状を見ると、生成AIの活用率国際的な平均レベルに位置していますが、期待に対する効果を得られている企業の割合他国と比べて圧倒的に低いという実態です。 

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2025年発行のPwCとマッキンゼーのレポートによると、生成AIの導入によって成果を創出するためには、中長期的な視点を見すえた統制の取れたロードマップの策定と、効果を最大化するために、業務プロセスそのものを再設計し直すユースケースを設定することが重要な要因であるとされています。  

生成AIを本番展開するには具体的に、ユースケース設定、MVP(PoC)検証、本番導入の3つのステップがあると思いますが、生成AI導入で以下のような実情をよく見かけます。 

・ユースケースの設定段階では、改善の検討が自分のデスクトップ内で行う業務の効率化に留まっているケースです。真に企業全体に大きなインパクトを与えるユースケースを見つけられていません。 

MVP検証(PoC)の段階では、部分的に導入・適用した後も、それが企業にとって具体的なROIや成果に結びついているのかが分からず、実用化の判断に至らないケース。 

・本番導入の段階では、企業のセキュリティ基準、拡張性、改修の柔軟性といった観点から本番導入が難しくなるケース。 

こういった実情があると考えています。 

部分的な適用自体は間違いではありませんが、生成AIを活用して成果を出すためには、生成AIの活用を前提として業務プロセスを再設計・最適化することです。生成AIを活用する上で「あるべき業務プロセス」を考えながら、どこにAIを適用していくかを検討する視点が不可欠だと考えています。 

成果創出を確実に実現するためには、目標の明確化、推進体制の整備、生成AI活用を踏まえた業務プロセスの最適化、そして実用を想定した活用基盤の検討という4つのポイントが重要であると考えています。 

しかしこれらの実現にはさまざまな課題が存在します。例えば、生成AIに関する知見が足りず、妥当な期待値や目標を設定できないケースが見られますし、推進体制が部門任せになってしまい全社的な取り組みができないケースも多くあります。さらに、業務と生成AIの両面を考慮したプロセスをデザインできる人材がいないため、業務プロセスの最適化が実現できないという課題もあります。また、社内のシステムやデータが個々に存在しているユースケースを、全体最適で網羅的に見られる人材がいないことも大きな問題です。 

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私たちは、これらの課題を解消し、お客様の成果創出を支援するため、コンサルティング、システム導入、開発、運用、人材育成までをエンドツーエンドでフルスタックにご支援できる「LITRON® Sales」を提供しています。 

私たちは、LITRON® Sales導入に向けた進め方として、生成AIの導入を「業務課題を解決する手段の1つ」と考え、機能をそのまま既存業務に当てはめるのではなく、成果を出すために「業務プロセスをどう再構築すべきか」という上流の検討を最重視したうえで、お客様と共にプロジェクトを推進しております。 

LITRON® Salesの特徴は、NTTデータが自社やグループ会社で実際に使い倒して汎用化したプロセスやエージェントであるという点です。これにより効果が実証された即戦力のツールとノウハウをクイックに提供することで、成果創出までのリードタイムを短縮できます。また、お客様ごとのセキュリティ基準やユースケースの要件に応じて、適切なプラットフォームやモデルを選択できる柔軟性も私たちの強みです。特定のユースケースに限らず、高付加価値業務、間接業務など営業活動の全体を高度化・効率化するためのAIエージェントの開発も進めています。 

LITRON® Salesが目指すのは、営業担当者が最も重要な業務である「お客様と向き合う時間」を最大化することです。見積もり作成、提案書作成、社内情報収集といった、お客様との対面業務以外の業務を、中核となる「秘書エージェント」がさまざまなAIと協働して代行します。この支援を通じて、営業担当者の負荷を削減し、1人ではできないような高度なアウトプットを生成することで、営業担当者の収益向上に向けて貢献してまいります。 

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成功事例Deep Dive: 営業領域の生産性向上に向けた生成AI活用アプローチ事例

営業領域の生産性向上に向けて、主にPoC実施において生成AIを活用したアプローチ事例を紹介します。エネルギー業界のお客様で、新規サービスを新しい市場で立ち上げ、10年後の売上目標を達成するために、事業成長を大きく加速させる必要がありました。人的リソースが限られているなか、AIと協働することによって中長期的な目標達成に向けて何ができるかを検討しました。 

実際に実施したユースケースは2つです。1つ目は、ターゲットの特定、仕分け、セグメンテーションをして営業さんにつなげていく部分です。お客様が地図情報を用いたターゲティングをされていたため、多様な条件設定に基づいてターゲットの特定や、そこからのリード獲得プロセスを自動化できないかを検証しました。2つ目は提案書の生成自動化です。営業担当者が実施する業務の中で、効率化が図れる部分として提案書作成の自動化に取り組みました。 

しかし本番適用に向けては、どのようなユースケースを設定するか、背景としての課題がどこにあるのかなど、プロセス全体で考えていくことが重要です。この事例では、この「プロセス全体で考える」という点を私達が具体的にどのように実践したかをご説明します。 

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私たちは、お客様のプロジェクトが事業目標としっかりと紐付けられていることを確認しながら、お客様の2030年売上目標に基づき、2025年度の売上目標値を設定し、営業の生産性向上の要素となる商談件数や商談受注率に対して、どのような課題があるかを分析しました。 

特に重要な課題として明らかになったのは、お客様のエンドユーザーが中小の市場であるという点です。新規顧客基盤を拡大するため、当初は効率重視でインサイドセールスによるアプローチを構想しましたが、実際には、対面で初回の接点を持ち信頼を獲得することが重要であると分かってきました。このため営業担当者が関わるプロセス自体が変わることになりました。その一方で、件数拡大も重要な目標です。営業担当者が関わるスコープを広げると、対応できる件数が限定的になってしまうため、AIを使って解決できないかという検討が必要となりました。 

この検討において「業務分析・性質の見極め」は非常に重要なステップです。私たちは、目標達成に必要な訪問稼働数といった数値を、今の段階、5年後といった中長期的な視点で設定し、その上で現状の業務に要する時間と業務の性質を細かく分解して仕分けしました。その結果、初回アプローチやニーズの聞き取りなど、新規顧客への対応や、電話口では把握が難しい根本課題を聞き出す業務は、引き続き人が対面で行うことが重要だということが分かってきました。 

一方で、デジタル・AIで解決、あるいは高度化できる業務も明確になりました。例えば、調査業務や一次提案書の作成などの業務は、デジタルやAIを使うことで解決し、さらに品質の高度化が図れると考えました。 

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こうした検討に基づき、人とAIの配置をプロセス全体で最適化しました。AI単体の評価だけでなく、提案書や概算見積もりの自動生成といった機能と人がどう関わるか、前後の流れやUIまで考慮して評価を行ってきました。具体的には、PowerPoint上で利用できるツールを活用し、生成AIと接続して自動で使えるようにしましたが現場で実際に使われる形になっているかという実用性まで含めて評価を行いました。このように個々の検証に留まらず、評価やツールの検討において全体像を俯瞰しながら実施するというアプローチが、実用時のギャップを解消するうえで重要であると考えています。 

おわりに

本日お話しした内容に課題を感じられているお客様がいらっしゃいましたら、NTTデータでは皆様の課題解決に向けたご支援ができればと考えています。よろしくお願いします。

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